【違うのが当たり前!】経営者と従業員の思考の違い!
経営者と従業員は、もともと違います!:部下が指示通り動かない:図解で描く仕事の設計図:ビジネス・デザイナーのテオリア
こんにちは!フミです!
今回は、経営者(社長)と従業員(社員)の思考の違いについて、僕が思った事を書いてみます。
ちなみに、僕は生まれてから一度も経営者になった事のない従業員(社員)です。
世の中には、「経営者」と「従業員」がいます。
フリーランス(個人)でお仕事をされてる方も経営者ですね!
そして、この経営者と従業員の間には分かち合えない壁が存在します。
上記のリンクページを見てもらった方が分かりやすいですが、僕の感想をお話しします。
従業員(社員)とは?
決まった期日に、ほぼ決まった金額の給与を支払ってもらえます。
会社の業績に関係なく給与はもらえるものなので、従業員に危機感はありません。
※クビにされる危機感はありますけどね!
経営者(社長)とは?
決まった期日に、ほぼ決まった金額の給与を支払う義務があります。
会社の業績に関係なく給与の支払いは義務なので、経営者は常に危機感を持っています。
※従業員を雇えなくなったらクビにすれば良いんですけどね!
経営者(社長)はなぜ従業員(社員)を雇うのか?
事業を運営するにあたり一人で出来る事には限界があり、その限界を埋め事業を円滑にする為や事業拡大の為に従業員を雇います。
経営者(社長)と従業員(社員)は違います。
どんなに期待しても、従業員に経営者と同じ発想は出来ません。
従業員にやって欲しい仕事があるなら、具体的にどうして欲しいか伝えないといけません。
1言って10分かる従業員などいません。
10言って8〜9分かってもらえたら、物凄い人材だと思いますし、そんな人は自分で起業します。
どんなに求めても、経営者と同じ実力はありません。
同じ実力があれば、その人は自分で起業します。
どんなに嘆いても、従業員は従業員です。
経営者と違って賭けている物が違うので、経営者の様に仕事に対して熱意を持てません。※全く熱意を持っていない訳ではなく経営者よりも持っていないという事です。
例えば、経営者にとって使えない(仕事が出来ない)従業員がいたとします。
ですが、その従業員を面接して雇ったのは経営者です。
経営者の見る目が無かったという事なので他人に原因を押し付けるべきではありません。
その従業員が仕事が出来ないのであれば、どうすれば仕事が出来るようになるか考えなくてはいけません。
考えたくないなら採用した自分の事を棚に上げクビにするしかありません。
でもそれは経営者の特権であり、従業員を選んだ人はそれに従うしかないのです。
自分の分身がいればなぁ・・・
経営者になれば一度は「自分の分身がいればなぁ・・・」と思う事があるかもしれません。
しかし、その分身は経営者であるあなたの考えを持っているのですから、あなたの下では働きません。独立します。起業します。
従業員から経営者になったとしても
一度、従業員として働いた経験を持った経営者の方もいると思います。
でも、経営者になってしまうと従業員の気持ちを忘れてしまいます。
なぜなら経営者の方が大変だからです。偉いからです。
従業員(雇われ社員)の僕でも経営者の方が大変だと思います。
自分の会社だから会社の中では一番偉いと思います。
僕は、生まれてからずっと従業員ですが、もし経営者になったとしたら経営者の方が偉いと思ってしまう自信があります。
「俺は人生の全てをかけて仕事をしているんだ!お前らも同じ気持ちで俺の仕事を手伝え!」って、そう考えると思います。
でも、従業員は人生の全てをかけて仕事をしませんし、人生の全てをかけて仕事をするなら経営者(社長)になります。
経営者にとって思い通りに動く従業員はいない
意思を明確に伝えずに自分の思い通りに動いてくれる従業員なんていません。
経営者がちゃんと明確な指示を出せれば、その指示通りに動いてくれる従業員はいると思いますが、何も言わずに経営者が思い描いたビジョンを描いてくれる従業員はいないということです。
指示を出す側の人間が不明確なビジョンで事業をしているならなおさらです。
従業員が勝手な行動をした時に、それが会社にとってプラスになる事なら
「こいつは自分で考えて行動できるいい社員だ!」となりますが、
従業員が勝手な行動をした時に、それが会社にとってマイナスになる事なら
「こいつは自分勝手な行動で会社に不利益を与えた!」となります。
どちらも、自分で考えて行動しているのに・・・経営者のさじ加減です。
経営者と従業員では成長スピードが違う!
経営者と従業員では成長のスピードが違います。
その違いは、自分で考え、自分で決断し、自分で経済的な責任を負うということで、経営者と従業員の間に大きな差が生まれます。
人として大きくなりたい!成長したい!と思う方は起業しましょう!
失敗も成功もあなたを大きくしてくれます。
感想
せっかく一緒に働いているのですから、
経営者「働いてい頂いてる」
従業員「働かせて頂いてる」
という謙虚な気持ちを忘れないことが大事だと思います。
経営者も従業員も会社(社会)と共に成長していくものです。
以上