バツイチでミニマリストなフミのブログ

ミニマリストを目指す熊本在住バツイチ男の日常

「完璧な親」を目指してはいけない!

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こんにちは!フミです!

 

僕も人の親になって5年以上過ぎましたが、子育てもしてないですし、月に一回しか息子と会っていないので何の信憑性もありませんが、子育てについて思う事があります。

 

「完璧な親」を目指してはいけない!

僕はたまに、「完璧な親」を目指している人を見かけます。

両親揃ってだったり、片方の親だけだったり様々ですが、大体は片方の親が自分の意見を押し付けてるパターンが多いです。

子供を持つ親にとって完璧な親でいたいと思うのは当たり前の事だと思います。

子供から好かれて、尊敬されて、周りの大人達からも羨ましがられる。

誰だってそんな親になりたいと思っています。

しかし、そんな「完璧な親」を目指す中で、あなたはパートナーにもあなたの思い描く「完璧な親」を求めていませんか?

あなた達は子供にもあなた達の思い描く「完璧な親」を押し付けていませんか?

 

あなたの中で思い描いている「完璧な親」はパートナーが思い描いている「完璧な親」と違うかもしれませんよ?

あなた達の中で思い描いている「完璧な親」は子供が思い描いている「完璧な親」と違うかもしれませんよ?

そもそも「完璧な親」って何ですか?答えなんて無いですよね?

  • お金をいっぱい稼いで何不自由ない生活を与える親?
  • 綺麗でカッコよくて友達に自慢できる親?
  • 家事が完璧?
  • 趣味が多くて一緒に遊べる?

どれもこれも憧れるけど、正解なんてありません。

正解がないと言うか、正解はあなたやあなた達の中にしかありません。

あなたが求めている「完璧な親」の姿はあなたの中にしかなくて、パートナーが求めている姿とも違うかもしれませんし、子供が求めている姿とも違うかもしれません。

 

あなたがあなたの考えの中だけで「完璧な親」の姿を決めつけて、その他を拒絶するのは、ただの身勝手な親です。

「自分は子供の為に頑張ってる」とか「自分を犠牲にして頑張ってる」とか、子供の為に頑張るのは親として当たり前の事で、あなたの中の理想を押し付けて頑張るのは、ただのエゴです。

あなたの思い描く「完璧な親」を目指すあまりに本来の家族のあり方を見失ってしまっては元も子もありません。

あなたが「完璧な親」を目指すより、まずは家族で話して、協力し合って、笑って暮らせる家庭を作る事が大事です。

あなたのエゴを満たすより家族がどうしたら楽しく暮らせるかを考えましょう! 

 

今、あなたが頑張っている事は本当に子供の為ですか?

最近では、SNSで芸能人やタレントが「今日はキャラ弁作りました〜♪」とか「娘の発表会の為に洋服を手作りしました〜♪」とか写真をアップしているのを見て、「私もこんなお弁当を作らなきゃ!」とか「他の親に負けたくない!」とか血気盛んになって頑張ってる親をよく見ます。

自分の子供の為に頑張るのは親として当たり前の事ですし、誰だって子供の為に良い親でいたいと思います。

でも、それは本当に子供の為ですか?

本当は自分の為じゃないんですか?

自分の頑張ってる姿を誰かに見て欲しいんじゃないですか?

自分のSNSインスタ映えの為に「完璧な親」を目指しているのであればすぐにやめてください。

世間の目よりも大切なのは家族です。

本当に子供の為を思うのなら両親がずっと仲良く一緒に笑っていてくれるだけで良いんです。それが「一番完璧な親の姿」だと思います。

子供の為にキャラ弁を作る事はとても良い事ですが、キャラ弁を作る事に必死になって、もっと大切な物を失っていませんか?

 

お互いが出来る事をお互いのペースで頑張る

「完璧な親」であろうとする気持ちがパートナーに対しても過度な期待を持ってしまい、自分が出来ている事に対して相手が出来ていなかったら「何で出来ないの!?」と思ってしまったり、逆に相手が出来ている事に対して自分が出来なかったら「何で出来ないんだろう?」と過度に落ち込んだりする人がいるかもしれません。

人にはそれぞれ出来る事や出来ない事、得意・不得意があるのだから、何でも完璧に出来る人なんていないという考えで楽観的に子育てをしていかないと潰れていしまいます。

 

特に初めての子育てなら尚更で、出来ない事ばかりで滅入ってしまいます。

でも、初めてだから出来なくて当たり前なんです。

それなのに出来ない自分を責めたり、出来ないパートナーを責めたり、子供を育てると同時に自分達を潰しては意味がりません。

責めるんじゃなくて色んな人に頼ってください。

手を差し伸べてくれる人は沢山いるはずです。

「完璧な親」であろうとするプライドなんか捨てて周りの人に頼ってください。

頼る事は恥ずかしい事じゃありません。

「ありがとう」という感謝の言葉だけで解決する事だってあるんです。

 

人は木であり、家族は森である

子供と言う小さな木が育っても、両親という周りの木が枯れてしまっては森は消えてしまいます。

子供が小さな木であるように親も一本の木なのです。

親が自分達を犠牲にして子供を育てようと思う気持ちは分かりますが、子供からしてみたら迷惑な話で、自分の為に両親が潰れるなら「もっと楽に子育てしてくれよ!」って思うはずです。僕だったら思います。

子供を育てると同時に親も一緒に成長していかなくてはいけません。

木が一本一本バラバラに大きくなっても悲しいじゃないですか!

せっかくなら親も子供も一緒に成長して家族と言う名の大きな森を育てる事を考えましょう。

 

僕は子供の為に森を残してあげることが出来ませんでしたが、だからこそ切実に思います。

「完璧な親」を目指すよりも、せっかく結婚して子供が生まれて家族になれたのだから「幸せな家族」を一緒に目指してみてはいかがでしょうか?

 

以上