【離婚調停を経験して分かった!】なぜ、父親は親権を取れないのか?
こんにちは!フミです!
僕は現在、バツイチ、独身で、子供が1人います(親権は元嫁に取られました!)
2015年に家庭裁判所にて離婚調停を経て(調停は元嫁のドタキャン等により半年くらい期間がかかりましたが・・・一度、ドタキャンされると一ヶ月話が進みません。)無事に離婚する事が出来ました。
親権は元嫁に取られましたが、無事に離婚出来て新たな人生を歩めて嬉しい限りです!
今回は、「なぜ父親は親権を取れないのか?」についてお話しします。
なぜ、父親は親権を取れないのか?
結論から言うと、「日本という国で、そう決まっているから」です。
詳しく説明する前に、こちらの記事も合わせて読んで頂けると嬉しいです。
子供の年齢による国の親権者決定基準
まずは子供の年齢による国の親権者決定基準からご覧ください。
【0歳〜10歳】
乳幼児期には、母親の世話や愛情が必要とされ、母親が親権者となる場合が多い。
【10歳〜15歳】
母親が親権者になる場合が多いが、子供の発育状況により子供の意思を考慮に入れて決定することもある。
【15歳以上】
子供の意見を完全に重視して決定するべき。
気になるのは【0歳〜10歳】の項目で、「母親の世話や愛情が必要とされ」とありますが、何故そうなっているのが理解できません。
父親の世話や愛情も必要です!
父親が親権を取れるかもしれない条件
上記を踏まえた上で、父親が親権を取れるかもしれない条件をご覧ください。
- 父親のもとで長期間の養育実績(監護実績)がある
- 母親が虐待や育児放棄している
- 子供が父親との生活を強く望んでいる
これらを深掘りしていきます。
父親のもとで長期間の養育実績(監護実績)がある
まず、親権者を決める基準のひとつとして、長期間の養育実績(監護実績)というものがあります。
これは、子供が生まれてどちらが長い時間子供と一緒に過ごしたかという期間です。
少なくとも半年以上はこの期間がないと親権を取るのは難しいみたいです。
子供が生まれて父親の方が子供と接する時間が長ければ父親が親権者になれる可能性がありますが、現在の日本に男の育児休暇はありません!
「あるよ!」っていう人もいるかもしれませんが、ほぼ無いも同然です!
僕の知り合いで育児休暇を取っている男性を見た事がありません。
女性と同じ時間か、それ以上の時間を子供と過ごす為には子供が生まれた瞬間に起業するか、無職になるしか無いという事です。
母親よりも子供と過ごした時間が長いという実績を作っていれば、父親でも親権者になれる可能性はありまが、男性にとっては難しい事です。
それに、昔から男は外で働いて、女は家を守るものという概念が存在しています。
僕はこの意見に反対ですし、どちらかといえば専業主夫になりたいのですが・・・
その為、お父さんはフルタイムで働いていて子供と過ごす時間が少ないので、常に一緒にいるお母さんが親権を持っていた方が子供は幸せだ!という男尊女卑ならぬ女尊男卑?(あってる?)みたいな考えが根付いています。
僕は家庭裁判所で調停を行い親権を争ったのですが、調停員は決まったレールの上でしか話を進めません・・・なので、
「あなた方の子供は1歳で、判断能力が無いので親権は母親にします。」
はい、親権者は母親に決定!!!
確かに、男性が働いて女性が家を守る家庭が日本では多いです。
でも、そうじゃない家庭も沢山あります。
それなのに、日本では判断能力の無い子供は母親が親権者になる決まりみたいです。
母親が虐待や育児放棄している
母親が育児放棄してると父親が親権が取れる可能性があります。
でも、それは当たり前の話です。
だって、育児放棄してるって事は「育てたくな〜い!」って言ってる訳だから争う必要ありません。子育てに関しては女性の意見しか通らない国なのです。
それよりも懸念しているのが、母親がアル中であろうが、ヤク中であろうが、暴力を振るおうが、浮気をしようが、子供は母親といた方が幸せだと日本では決まっている事です。
シングルマザーが離婚後に付き合ったり再婚している相手から子供を守れなかった事件が今までどれだけ起きているのか国は把握しているのでしょうか?
役所の人間の考え方の柔軟性のなさにはがっかりします。
僕が警察官に逮捕された時もそうですけど・・・
公務員は大きな組織の中でにいるので自分を守る為の働き方しかしません。
市民を守る為に働いている役所の方々が全体の何%くらいいるのでしょうか?
何も考える事が出来ず、レールから脱線できない公務員が多すぎます!
※レールから脱線できないから公務員になれたんでしょうけど・・・(僻み)
子供が父親との生活を強く望んでいる
これも本来なら当たり前の事ですが、判断能力が無いとされる10歳未満の子供の意思は尊重されないのが現実です。
何回も言いますが、日本という国は「子供は母親と暮らした方が幸せだ」と勝手に決めつけています。
なので、子供が「パパと一緒に暮らしたい」と言っても10歳未満の子供の意見は無視される確率が高いです。
だから、子供が中学生になって国や役所の方々が責任転換できるようになってから親権者が変わるパターンがあるんですね!
中学生くらいになると個人の意見として聞き入れてもらえる・・・周りの目があるから聞きれざるをえないって感じですかね。
結局、大人や社会は未来ある他人の子供よりも自分を守る事しか考えてないって事です。
今の日本で父親が親権者になるのは難しい!
以上のように、国の考え方や法律が変わらなければ、母親が「親権を渡したくない」と言ってる以上、父親は親権者になれません。
警察や役所の方々の柔軟性の無さと、市民では無く自分を守る為だけの仕事の進め方を改善しない限り、女性優位の判決がくだされます。
警察や役所の方々が悪だとは言いません。組織の中で働くという事はそういう事だと思いますし、もし、僕が警察や役所の方々の立場だったら同じような行動を取るかもしれません。誰だって自分が一番可愛いですからね!
ただ、せっかく中立的な立場の第三者が争っている夫婦の間に入るのだから、未来ある子供達の幸せを一番に考えて正しい判断をして欲しいと思います。
追記
父親は離婚すると親権者になれず、寂しさを紛らわせる為に自分の稼いだお金を自分の為に使い毎日飲み歩き遊ぶ事しかできないのです!
寂しさを紛らわせる為に合コンに行き、知らない人達と友達になって、フレンドになって、寂しさという穴を埋めるしかないのです!可哀想・・・
でも、国が決めた事だから仕方がないんです・・・
組織に属する人達がこういった独身貴族男性を増やしているのです・・・
逆にそうする事によって子供の数は増えるかもしれませんね。
以上